爰京(えんきょう)
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/10/23 23:00 UTC 版)
「三国志 (北方謙三)」の記事における「爰京(えんきょう)」の解説
本作独自の人物。曹操の侍医であった華佗の弟子。華佗の刑死後、曹操専属の鍼師となる。鍼に通じる気を習得する、との名目で夏侯惇から槍や剣の手解きを受けており、構えただけで並の兵士をたじろがせる実力の持ち主。曹操が死去した後は自らの医術を磨くために魏を離れ各地を放浪し、立ち寄った蜀で劉備の死に立ち会った。そののち薬草を求めて山中へと分け入った際に道に迷い、偶然馬超達の暮す村へとたどり着き、そこで暮らすこととなる。その後馬駿白を伴った旅で成都を訪れた際には諸葛亮と再会し彼にも鍼を打っている。ストーリー後期における狂言回しの役回りで、彼が山中に住む馬超親子に諸葛亮の死を伝えるところで本作は終わっている。
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