熱収支ボーエン比法とは? わかりやすく解説

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熱収支ボーエン比法

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/01/31 19:52 UTC 版)

ボーエン比」の記事における「熱収支ボーエン比法」の解説

熱収支ボーエン比法(energy balance Bowen ratio method)により、潜熱フラックス L e E {\displaystyle L_{e}E} や顕熱フラックス H {\displaystyle H} の値を求めることができる。この方法はボーエン比法(Bowen ratio method)ともよばれるこの方法は熱収支観測でも用いられる。また蒸発散量主要な観測方法1つでもある。 熱収支式は簡略化して、 R n = L e E + H + G {\displaystyle R_{n}=L_{e}E+H+G} と表せる(ただし、 R n {\displaystyle R_{n}} は正味放射量、 G {\displaystyle G} は地中熱流量)が、この式をボーエン比の式と組み合わせると、 L e E = ( R n − G ) 1 1 + B o {\displaystyle L_{e}E=(R_{n}-G){\frac {1}{1+Bo}}} H = ( R n − G ) B o 1 + B o {\displaystyle H=(R_{n}-G){\frac {Bo}{1+Bo}}} が成立する。すなわち、異なる2高度 z 1 {\displaystyle z_{1}} 、 z 2 {\displaystyle z_{2}} における平均気温平均比湿 T 1 ¯ {\displaystyle {\overline {T_{1}}}} 、 T 2 ¯ {\displaystyle {\overline {T_{2}}}} 、 q 1 ¯ {\displaystyle {\overline {q_{1}}}} 、 q 2 ¯ {\displaystyle {\overline {q_{2}}}} 、および正味放射R n {\displaystyle R_{n}} ・地中熱流量soil heat flux) G {\displaystyle G} の観測から、潜熱フラックス L e E {\displaystyle L_{e}E} や顕熱フラックス H {\displaystyle H} の値が求まる

※この「熱収支ボーエン比法」の解説は、「ボーエン比」の解説の一部です。
「熱収支ボーエン比法」を含む「ボーエン比」の記事については、「ボーエン比」の概要を参照ください。

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