照光押しボタンスイッチ
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/05/17 18:04 UTC 版)
「押しボタン」の記事における「照光押しボタンスイッチ」の解説
スイッチ内部に光源を組み込んだものを照光押しボタンスイッチと言う。スイッチが光る。 光源を組み込んだ部分に関しては、NECA規格においては「表示部」もしくは「表示灯(indicator light)」、TRON仕様においては「インジケータ」と言う。TRON仕様においては、オルタネート動作の代わりにLEDを点灯か消灯させることによってスイッチがオンがオフかを示す「インジケータプッシュスイッチ」が規定されている。 色については、IEC 60204-1第5版では最上部から最下部にかけて「赤、黄、青、緑、白」を配置することが規定されている。 家電で使われるTRON仕様においてはLED以外の光源を組み込むことは想定されていないが、NECA規格においてはLED以外にも白熱電球またはネオンランプを組み込むことが想定されている。 LEDに関しては、NECA 4102で工業用LEDが規定されている。白熱電球に関しては、JIS C 7522で航空機用小形電球が規定されており、NECA規格でもそれに準拠している。ただし、白熱電球は日本においては2013年に全てのメーカーにおいて製造が終了しており、規格の上で存在するというだけである。
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