無線方位測定装置の導入
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/12/28 04:51 UTC 版)
稚泊連絡船 壱岐丸は、1926年(大正15年)12月、陸上の標識局から発信される電波の方向を測定する無線方位測定装置を、日本の船舶として最初に装備していたが、青函航路でも、1930年(昭和5年)5月、函館湾奥の久根別に地上標識局が開設され、同時に当時就航中の全連絡船に無線方位測定装置が装備された。その後、1936年(昭和11年)1月には葛登支岬と青森港西側の沖館、東側の浦町に、1942年(昭和17年)12月には平館の北、石崎にも標識局が開設され、視界不良時にも不完全ながら自船の位置を知ることができるようになった。
※この「無線方位測定装置の導入」の解説は、「翔鳳丸」の解説の一部です。
「無線方位測定装置の導入」を含む「翔鳳丸」の記事については、「翔鳳丸」の概要を参照ください。
- 無線方位測定装置の導入のページへのリンク