無法松の「暴れ打ち」
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2020/09/05 05:45 UTC 版)
「小倉祇園太鼓」の記事における「無法松の「暴れ打ち」」の解説
昭和18年の『無法松の一生』で、稲垣浩監督は太鼓打ちの田中伝次に映画ならではの「暴れ打ち」の考案を依頼した。田中は本来の祇園太鼓とは違う、「裏打ち」のリズムを早くして表打ちのリズムを速めていく「無法松版祇園太鼓」を考案した。 映画の公開後、劇中で見せたこの田中の創作した「暴れ打ち」に影響され、諸国でいろいろな太鼓が生まれることとなった。「太鼓の裏打ちでリズムをとる」打法は「無法松の一生」の中での「小倉の祇園太鼓」が初めてであり、諸国で現在見られる「裏打ち太鼓」はすべて映画「無法松の一生」にヒントを得たものである。
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