火箱 直美(ひばこ なおみ)
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/04/14 23:22 UTC 版)
「フラジャイル 病理医岸京一郎の所見」の記事における「火箱 直美(ひばこ なおみ)」の解説
大手の製薬会社「アミノ製薬」に勤務する営業、MR。足(靴)のサイズは22.5cm。社運を賭けた新開発の抗がん剤補助薬「JS1」の治験業務を上司と共に任されている。幼いころに兄を癌で亡くした過去をもつ。一見人懐こく愛嬌のある女性だが、それはあくまで営業用の仮面に過ぎず、実像は「良い薬が1日でも早く認可されることこそが善」という信条に凝り固まるあまり、自社に有利な治験データを導くための工作行為に平然と手を染め、それを誇りにさえ思っている危険人物である。JS1の治験に岸の協力を仰ぎ、末期の膵臓がん患者である竹田を紹介され、やがて彼から好意を持たれるが、治験の開始直後にJS1の重大な副作用が発覚。隠蔽しようとする会社と、「副作用が改善されるまで待つ時間はない」として投薬を止めない竹田との間で板挟みになってしまい、苦悩する。
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