火熾し器を使う方法
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/06 05:00 UTC 版)
火熾し器は小型の深底フライパン鍋のような形状をしており、鍋底が金網状になっている(練炭・豆炭の火熾しもできるようになっている場合が多い)。まず、火熾し器に適切な大きさに切った木炭を入れた後、屋外の安全な場所で既に熾っているたき火や、練炭コンロ、固形燃料のゴトクの上で火熾し器を掛け、木炭が赤熱するまで炙る。木炭の継続的な燃焼(熾きた状態)が認められるようになったら、赤熱した木炭を七輪やバーベキュー台などに移し、火種とする。なお、カセットガスコンロの場合では、カセットガスボンベが炭からの輻射熱によって爆発する危険性があるため、カセットガスコンロでの火熾しは絶対に行ってはならない。火熾し器で炙る際には木炭が爆跳したり、炎や火の粉が細かく飛び散る場合も多いうえ、台所のガスレンジで熾す場合はレンジや換気扇の油汚れなどに引火の危険性もあるため、確実な安全性が保証できない場合は最初から屋内での火熾しは避けた方が良い。
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