滝春一とは? わかりやすく解説

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瀧春一

瀧春一の俳句

あの世へも顔出しにゆく大昼寝
かなかなや師弟の道も恋に似る
初蝶やいのち溢れて落ちつかず
木雫は雨より太し青楓
青海に額ぶつけて泳ぎ出づ
 

瀧春一

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2020/09/05 14:10 UTC 版)

瀧 春一(たき しゅんいち、1901年10月15日 - 1996年3月28日)は、神奈川県横浜市出身の俳人。本名は粂太郎。高等小学校卒業後に会社員となる。当初は短歌を作っていたが俳句に転向。1926年より水原秋桜子に師事し、1931年に秋桜子の「馬酔木」が「ホトトギス」から離反した際も秋桜子に従った。1936年に「菱の花」選者となり、1940年に「暖流」に改題し主宰。1947年には無季容認を表明したことで、季題遵守の立場をとる秋桜子と一時袂を分かつが、1966年に「馬酔木」同人に復帰した。1982年、第9句集『花石榴』により第16回蛇笏賞を受賞。代表句に「かなかなや師弟の道も恋に似る」「あの世へも顔出しにゆく大昼寝」があり、庶民的な作風で知られた。




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