滋賀会館のその後
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「滋賀会館シネマホール」の記事における「滋賀会館のその後」の解説
1980年代までは滋賀会館1階のロビーに売店があり、ソフトクリームやコーヒーなどが販売されていた。1984年(昭和59年)に『南極物語』(蔵原惟繕監督)が上映された際には、建物を出て1ブロック先の天孫神社の前まで観客が列を作ったという。滋賀会館からは1980年に滋賀県立図書館が転出し、1998年には市内に滋賀県立芸術劇場 びわ湖ホールが開館したことで利用者が減少した。 1979年(昭和54年)には大津協映劇場(公楽座)が、1984年(昭和59年)には大黒座が、1986年(昭和61年)には石山東劇が、1987年(昭和62年)には石山映劇が、1994年(平成6年)には滋賀県教育会館内で営業していた映画館が閉館し、大津市から民間企業が運営する映画館が消滅した。都道府県庁所在地から映画館が消滅するのは全国初のことである。
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