満州生産型モ式小銃
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2020/04/05 15:01 UTC 版)
奉天工廠でも東京造兵工廠が技術指導し、中正式歩槍約40,000挺を製造させた。そしてこれらにドイツから輸入したモ式小銃約50,000挺が加わった。 これらの雑多な鹵獲モ式小銃、満州生産型モ式小銃、輸入モ式小銃は、弾薬規格が違う日本陸軍では基本的に使用されず、満州国に譲渡され満州国軍に配備されたほか、満州の後期結成師団、汪兆銘政権軍、皇協軍(捕虜や投降中国兵を集めて編制)などに配備されたり、日本海軍が教育訓練用に使用したり、シャム王国軍向けに輸出された(いわゆるシャム・モーゼル)。また日本国内で三十年式銃剣に似たモ式小銃専用銃剣も生産され、シャム王国に輸出された。
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