湿地帯の植物相
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/08/30 22:38 UTC 版)
この地域で一般的に見られる水辺の草としては、Cyperus papyrus(英語版)と、Oryza barthii(英語版)が挙げられる。なお、常に沼地の見られる場所の近くには、Vossia属(英語版)に属する植物が見られる。また、雨季の間だけ水に浸かる草原には、比較的多量の水に覆われる場所にはEchinochloa pyramidalis(英語版)や、Echinochloa haploclada(英語版)のような、Echinochloa属(英語版)に属する植物が見られ、水に覆われても水量が限られる場所にはHyparrhenia rufa(英語版)のような、Hyparrhenia属(英語版)に属する植物が見られる。 これら以外に、川の氾濫原の草原で一般的に見られる草としては、Themeda triandra(英語版)や、Andropogon属(英語版)に属する複数の種、Digitaria属(英語版)に属する複数の種、Eragrostis属(英語版)に属する複数の種、Setaria属(英語版)に属する複数の種、Sporobolus属(英語版)に属する複数の種が挙げられる。 また、この氾濫原では、まばらに樹木も見られる。ここで見られる木々としては、Combretum fragrans(英語版)、Combretum obovatum(英語版)、Combretum purpureif(英語版)が見られる。なお、厳密には樹木ではないものの、背の低いヤシであるBorassus aethiopum(英語版)も所々に見られる。 ただし、湿地帯の中と言えど、湿地帯の中に点在する水が漬かない小高い場所には、周辺地域で普通に見られるような森が存在する。
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