消防車 (陸上自衛隊駐屯地用)
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2023/05/27 23:12 UTC 版)
消防車(しょうぼうしゃ)は、陸上自衛隊の装備。駐屯地業務隊が運用する。駐屯地に配備される大型消防車のほか、補給処、燃料支処には化学消防車が配備される。
諸元
一般の水槽付消防車とほぼ同じ。自治体消防に配備される消防車のCD-Ⅱ型と呼ばれる4t車ベースの車体がほとんどである。ただし自治体消防のものは長期の活動から救助等まであらゆる状況に対応できるよう装備を満載しているのに対し、自衛隊の消防車は消火のための必要最小限の装備にとどまる。またヘリコプター火災の想定をしているため、上部に放水銃を装備している。
運用
ナンバープレートが自衛隊用の6桁になっており、車体側面に書かれる「消防本部」などの表示が「陸上自衛隊」となっている。建造物火災の消火作業のほか、ヘリコプター発着の際には墜落事故発生時の初期消火、本格的な消火活動開始までの繋ぎを目的として必ず待機するよう規定されており、ヘリコプターの起こす風による砂ぼこりを防止する散水車としても利用される。
備え付けのホースもあり、タンク内の水量が無くなってきた場合、車両側面に付いている吸管(きゅうかん)という大きな黒い管で、近くの井戸や河川からの給水が可能。
駐屯地近隣で火災が発生した場合、要請があれば近傍派遣として出動できる。
製作
関連項目
「消防車 (陸上自衛隊駐屯地用)」の例文・使い方・用例・文例
- 消防車のサイレンの音
- 消防車が通りを疾走して行った
- 飛行機が着陸したとき、消防車は滑走路のそばで待っていた。
- ここは狭いので消防車が入れない。
- 消防車はほかの乗り物に優先する。
- 消防車が到着しないうちに、その家は丸焼けになった。
- 消防車が到着したときには家は燃え上がっていた。
- 群衆がすぐに消防車の回りに集まった。
- そこにいた人たちは消防車のために道を空けた。
- 5台の消防車が火事の現場に駆けつけた。
- 消防車が来た時火はすでに赤々と燃えていた.
- 消防車に道をあける.
- 真夜中に消防車のけたたましいサイレンで目が覚めた.
- 消防車がサイレンを鳴らしながら何台も走って行った.
- はしごを積んだ消防車
- 消防車が水を建物のスプリンクラー装置からポンプで吸い上げることができるように、ホースが付けられることができる2つ以上の結合のある注入口
- はしご消防車隊
- 119番という,消防車や救急車を呼ぶ電話番号
- 伸長式梯子を装備した消防車
- 消防車やクラシックカー,そして救急車に乗った子どもたちも後に続きます。
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