消失点の特性とは? わかりやすく解説

消失点の特性

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/04/18 14:14 UTC 版)

消失点」の記事における「消失点の特性」の解説

1-1のように直線TL透視図を描く場合考える。Tは直線画面と交わる点、Lは無限遠点である。 TL上の点1に向けた視線(点1と視点Eを結ぶ直線)が画面と交わる点1’は1の透視図である。1の隣に2、3、4・・・をとれば、2’、3’、4’・・・がそれぞれの透視図である。無限遠点Lの透視図は、視点Eを通りTLと平行な直線画面と交わる点Vであり、Vを直線TL消失点と呼ぶ。(図1-2) したがって互いに平行な直線群の消失点は、それぞれひとつの点(V1V2、・・・)になる。(図2-12-2画面と平行な直線群には消失点がない。 透視図で描く対象建築物のように、概ね直方体かその組み合わせで、鉛直線を含むものが多い。画面鉛直面にすることが一般的である。この場合のような鉛直線画面と平行なので消失点がなく、透視図上では平行な直線群として描かれる。 しかし図3-1のように画面鉛直面から傾けると、にも消失点V3)ができる。(図3-2建築物など完成予想図パース)や竣工写真では、このような表現が傾いて不自然だとして避けられることがある。 ただし見下ろす構図では、画面傾けて不自然さ感じないこともあるという。

※この「消失点の特性」の解説は、「消失点」の解説の一部です。
「消失点の特性」を含む「消失点」の記事については、「消失点」の概要を参照ください。

ウィキペディア小見出し辞書の「消失点の特性」の項目はプログラムで機械的に意味や本文を生成しているため、不適切な項目が含まれていることもあります。ご了承くださいませ。 お問い合わせ



英和和英テキスト翻訳>> Weblio翻訳
英語⇒日本語日本語⇒英語
  

辞書ショートカット

すべての辞書の索引

「消失点の特性」の関連用語

1
12% |||||

消失点の特性のお隣キーワード
検索ランキング

   

英語⇒日本語
日本語⇒英語
   



消失点の特性のページの著作権
Weblio 辞書 情報提供元は 参加元一覧 にて確認できます。

   
ウィキペディアウィキペディア
Text is available under GNU Free Documentation License (GFDL).
Weblio辞書に掲載されている「ウィキペディア小見出し辞書」の記事は、Wikipediaの消失点 (改訂履歴)の記事を複製、再配布したものにあたり、GNU Free Documentation Licenseというライセンスの下で提供されています。

©2024 GRAS Group, Inc.RSS