浮揚と喪失
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/05/04 05:44 UTC 版)
「オクラホマ (戦艦)」の記事における「浮揚と喪失」の解説
その後は最低限の処理が行われたのみで真珠湾内にて横転着底状態のまま放置されていたが、1943年3月に浮揚され、12月28日に乾ドック入りした。修理の上大改装による戦列復帰が計画されたが、ドックでの調査の結果損傷が激しく、修理は断念された。1944年9月1日に退役扱いとなり、武装や上部構造を撤去した後、1946年12月5日にカリフォルニア州オークランドのムーア・ドライドック社に売却された。1947年5月17日、2隻のタグボートに曳航されてサンフランシスコに向かう途中、真珠湾から540マイルの海域で嵐にあい、浸水が始まって傾斜が始まった。連絡を受けた海軍本部は、真珠湾に引き返すように指令したが、程なく「オクラホマ」は沈没した。沈没場所は特定されていない。 「オクラホマ」は第二次世界大戦の戦功で1個の従軍星章を受章している。
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