浮上型ピット
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2019/08/16 01:10 UTC 版)
タンパーとピットの間に空間を設けると、衝撃波がピットに達する前に速やかに加速されるため爆縮の効率が高まることが知られている。これは浮上型ピット(levitated-pit)と呼ばれており、1948年にファットマン型の原爆 Mark 4 で試されたが、すぐに中空ピットが開発されて時代遅れになってしまった。 浮上ピットを用いた初期の核兵器ではピットが取り外し可能になっていて、開放ピット("open pit")と呼ばれていた。ピットは本体とは別に、鳥かご("birdcage")と呼ばれる特別な容器に格納されていた。
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