浮上濃縮
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/04/09 04:28 UTC 版)
微細な気泡を固形物に付着させ、比重差を逆転し水面に浮き上がらせて濃縮する。気泡の生成方法により、加圧法の各種と常圧法がある。加圧法は、汚泥に圧力を加えてガスを封入し一気に減圧しガス化させ気泡と汚泥を浮上濃縮させる方法である。常圧法は、界面活性剤で泡立てた気泡を高分子凝集剤を加えた汚泥に付着させ浮上濃縮させる方法である。機械濃縮のように特殊な装置が必要ないので、後者は小規模施設で導入が進んでいる。
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