流電陽極方式
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/08/27 13:41 UTC 版)
異種金属接触腐食を逆手に取った方法。海水中や土中などの電解質中にある被防食体よりもアルミニウム、亜鉛、マグネシウムのようなイオン化傾向の大きい金属(犠牲陽極)を接続し、両者間の電位差を利用して被防食体に電流を流す方式。陽極は次第に腐食するので交換が必要。
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流電陽極方式
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/05/29 13:40 UTC 版)
水に浸漬された鉄などの表面では、局所的な無数の電池が形成される。この時、鉄は電気的な流れで酸化され腐食されていく。ここでアルミニウム、亜鉛、マグネシウムのようなイオン化傾向の大きい金属を鉄などの被防食体に接続することでガルバニ電池を形成し、アノードとなったイオン化傾向の大きい金属へ電子が優先的に流れ腐食し、カソードとなった鉄が保護される。
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