活性化反応中間体
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/07/12 16:42 UTC 版)
「リンデマン・ヒンシェルウッド機構」の記事における「活性化反応中間体」の解説
1分子反応の反応式はA → Pと書かれる。ただしAは反応物、Pは生成物である(異性化反応ではPはひとつ、分解反応では複数である)。 リンデマン・ヒンシェルウッド機構は通常活性化した反応中間体を含む。これをA*で表す。活性中間体A*は2つ目の分子Mとの衝突により十分な活性化エネルギーが得られてからでないと生成しない。そのあとは、不活性化してAに戻るか、1分子反応の段階を踏んでPになるかのどちらかである。 2段階反応の反応機構は次のようになる。 A + M ↽ − − ⇀ A ∗ + M A ∗ ⟶ P {\displaystyle {\begin{aligned}{\ce {{A}+M}}\ &{\ce {<=>{A^{\ast }}+M}}\\{\ce {A^{\ast }}}\ &{\ce {->P}}\end{aligned}}}
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