津波堆積物の研究
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/10/29 00:21 UTC 版)
段丘地形の研究や活断層地形の研究を進めていたこともあり、2000年頃より津波堆積物の研究に取り組むようになった。2007年、産業技術総合研究所活断層研究センター研究員の藤原治等とのグループと中部電力浜岡原子力発電所付近のボーリング調査を行い、過去5000年の間に国が想定する東海地震の約3倍もの地殻変動をもたらす超東海地震が少なくとも3回は起きたとする調査報告を発表した。2011年の東北地方太平洋沖地震で大規模な津波が発生したことにより、津波堆積物にも注目が集まり、平川のこれまでの研究が大きく社会から注目されるようになった。
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