津川絵理子とは? わかりやすく解説

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津川絵理子

津川絵理子の俳句

見えさうな金木犀の香なりけり
軋みつつ花束となるチューリップ
 

津川絵理子

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2024/09/21 05:39 UTC 版)

津川 絵理子(つがわ えりこ、1968年7月30日 - )は、日本の俳人兵庫県出身、神戸市在住。

人物・来歴

明石市生まれ。関西学院大学社会学部卒業[1]。1991年、「南風」入会、鷲谷七菜子山上樹実雄に師事する。2006年、第一句集『和音』刊行。2007年、『和音』により第30回俳人協会新人賞、作品「春の猫」50句により第53回角川俳句賞受賞。第一句集上梓後に結婚。2012年、第二句集『はじまりの樹』を刊行。2013年、『はじまりの樹』により第4回田中裕明賞、第1回星野立子賞を受賞。「南風」副代表を経て、2014年から2019年まで「南風」主宰(村上鞆彦と共宰)。第61回俳人協会賞受賞。俳人協会会員。

作風

「サルビアや砂にしたたる午後の影」など、みずみずしい感性による有季定型の句で評価される[2]

著書

参考文献

  • 週刊俳句編 『俳コレ』(邑書林、2011年)

脚注

  1. ^ 『読売年鑑 2016年版』(読売新聞東京本社、2016年)p.457
  2. ^ 「南風」を共宰する村上鞆彦は「何気ない日常のなかから新鮮な俳句を紡ぎ出す生き生きとした感受性が高く評価されています」と記している。(津川絵理子”. 俳句結社「南風」 編集部ブログ. 2015年2月11日閲覧。

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