山上樹実雄とは? わかりやすく解説

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山上樹実雄

山上樹実雄の俳句

ひと見えぬ苗代寒の鍬ひとつ
子を叱る冬純白の父として
滝のおもてはよろこびの水しぶき
 

山上樹実雄

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2023/04/19 02:39 UTC 版)

山上 樹実雄(やまがみ きみお、1931年7月22日 - 2014年8月6日[1])は、日本の俳人。本名・公夫。大阪府出身。

人物

大阪市生まれ。大阪大学医学部卒。卒業後は眼科医として勤務。1948年に「馬酔木」入会、水原秋櫻子に師事。また1949年より「南風」入会し山口草堂にも師事する。「馬酔木」「南風」同人、「南風」副主宰を経て、2004年に「南風」代表に就任。

句集に『眞竹』『白蔵』『山麓』『翠微』『四時抄』『晩翠』『春の顔』。1995年、『翠微』により第35回俳人協会賞、2003年『四時抄』により第3回山本健吉文学賞および第4回俳句四季大賞を受賞。ほかに馬酔木新人賞、南風賞などを受賞。俳人協会名誉会員、日本文藝家協会会員。

2014年8月6日、呼吸不全のため大阪市城東区の病院で83歳で死去。「南風」は津川絵理子村上鞆彦が共宰のかたちで引き継いだ。

参考文献

  • 山上樹実雄 『春の顔』 ふらんす堂、2012年
  • 坂口昌弘著『平成俳句の好敵手』文學の森
  • 『現代俳句大事典』 三省堂、2005年

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脚注




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