法界無縁塔について
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/08/10 06:49 UTC 版)
「関東大震災犠牲同胞慰霊碑」の記事における「法界無縁塔について」の解説
慰霊碑の左手には高さ70 - 80cmの「法界無縁塔」がある。これは1924年9月1日に船橋仏教会を中心とした有志が、殺された朝鮮人を供養するために建てたもので、1967年に船橋市本町2丁目816番地の火葬場から現在の場所に移された。その際、遺骨の発掘がおこなわれ、約百体分の遺骨が収集された。目撃者の証言によると、1923年9月4日に、船橋駅北口付近の天沼で、53人の朝鮮人が殺害され、遺体は付近の火葬場の側に埋められたが、朝鮮の相愛会の人が調査にくるということで、遺体を掘り返して火葬し、再び付近の田んぼに埋められたという。
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