泉北地域とは? わかりやすく解説

泉北

(泉北地域 から転送)

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2025/05/31 02:29 UTC 版)

泉北地域
面積 264.41km2
総人口 1,157,270
(令和2年国勢調査)
人口密度 4,377人/km2
泉北地域

泉北(せんぼく)は、令制国和泉国北部に由来する地域名。現在の大阪府南部中央にあたる。

概要

開発中のトリヴェール和泉

大阪湾臨海部には堺泉北臨海工業地帯が形成され、丘陵部には泉北ニュータウントリヴェール和泉などの大規模ニュータウンが広がっている。

なお、単に「泉北」と言う場合は、泉北ニュータウンおよび周辺の旧を指すことが多いので注意が必要である。大阪府は千里ニュータウン造成での経験を活かし、泉北ニュータウン造成ではできる限り旧村を残す方針を取ったため、泉北ニュータウンは旧村を挟んで3つの地区に分かれている。

また、堺市が南河内郡の旧域を広範に含むため、堺市域を他の泉北地域と区別して「堺泉北(さかいせんぼく)」と併記することも多く、その一例として代表的なものに堺泉北道路がある。なお、臨海部における「堺泉北」の名称は、旧堺港泉北港の統合によるもの(「堺泉北港#歴史」を参照)である。

2020年10月1日時点での大阪府域に占める泉北地域の割合は、面積:13.9%、人口:13.1%[1][2]

「泉北」を冠する事物

範囲

泉北郡の範囲に基づくが、旧・山滝村岸和田市に編入され、堺市南河内郡町村[注釈 2]との合併を繰り返してきたので差異がある。また、旧・堺区(堺市の前身)の範囲も含む。

大阪府は下記の4市1町を「泉北地域」として大阪府泉北府民センターを設置している。1980年3月には地方自治法に基づく協議会として、下記の市町で構成する「泉北地域広域行政推進協議会」が設けられている。

脚注

注釈

  1. ^ 地元では泉北地域の幹線道路にそのほか、泉北2号線~4号線(あるいは5号線まで)、泉北中央線・泉北南線・泉北北線(せんぼくきたせん)などの通称があり、いずれも正式名称ではない。
  2. ^ 金岡村北八下村大字河合を除く)・南八下村日置荘町登美丘町美原町。現在の東区美原区の全域および北区の一部にあたる。

出典

  1. ^ 令和2年度大阪府統計年鑑”. 大阪府 (2021年). 2024年1月30日閲覧。
  2. ^ 令和2年国勢調査 人口等基本集計結果”. 大阪府総務部統計課 (2021年). 2025年5月31日閲覧。

関連項目


泉北地域

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/10/05 00:47 UTC 版)

和泉」の記事における「泉北地域」の解説

大阪府堺市泉大津市和泉市高石市忠岡町の4市1町を泉北地域としている。その内堺市政令指定都市指定されており、堺区中区東区西区南区北区美原区の7行政区設置している。

※この「泉北地域」の解説は、「和泉」の解説の一部です。
「泉北地域」を含む「和泉」の記事については、「和泉」の概要を参照ください。

ウィキペディア小見出し辞書の「泉北地域」の項目はプログラムで機械的に意味や本文を生成しているため、不適切な項目が含まれていることもあります。ご了承くださいませ。 お問い合わせ


英和和英テキスト翻訳>> Weblio翻訳
英語⇒日本語日本語⇒英語
  

辞書ショートカット

すべての辞書の索引

「泉北地域」の関連用語

泉北地域のお隣キーワード
検索ランキング

   

英語⇒日本語
日本語⇒英語
   



泉北地域のページの著作権
Weblio 辞書 情報提供元は 参加元一覧 にて確認できます。

   
ウィキペディアウィキペディア
All text is available under the terms of the GNU Free Documentation License.
この記事は、ウィキペディアの泉北 (改訂履歴)の記事を複製、再配布したものにあたり、GNU Free Documentation Licenseというライセンスの下で提供されています。 Weblio辞書に掲載されているウィキペディアの記事も、全てGNU Free Documentation Licenseの元に提供されております。
ウィキペディアウィキペディア
Text is available under GNU Free Documentation License (GFDL).
Weblio辞書に掲載されている「ウィキペディア小見出し辞書」の記事は、Wikipediaの和泉 (改訂履歴)の記事を複製、再配布したものにあたり、GNU Free Documentation Licenseというライセンスの下で提供されています。

©2025 GRAS Group, Inc.RSS