沿線事業者による中央分離帯開口要望
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2020/10/03 01:01 UTC 版)
「小郡改良」の記事における「沿線事業者による中央分離帯開口要望」の解説
栄山通りの区間は沿線にザ・ビッグ小郡店などのロードサイド店舗が立ち並ぶ商業地域である。このため4車線化の際に中央分離帯が建設されると商売に影響するとして沿線事業者から中央分離帯の開口要望が出されており、他の4車線道路でも開口の事例があると主張していた。これに対し国土交通省山口河川国道事務所調査設計課は「1969年(昭和44年)に都市計画決定された道路で、将来的に4車線化されることは分かっていたはず。途中に開口部を設けるのは交通安全の面からも難しい」「4車線の分離帯設置は道路構造令で決められている。交差点と交差点の間が短いところは右折レーンが取れないので開口部を設けるのは難しい。交通安全と商売をてんびんにかけるつもりはないので、正式要望が出されれば山口市の考えなども聞きながら対応を協議したい」とコメントした。 結局は中央分離帯の開口部分は設けられずに道路が完成した。
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