沿線での事業
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/12/21 00:40 UTC 版)
1910年2月、福博電気軌道は定款を改訂し、電車経営の附帯事業として土地・家屋の売買・賃貸や娯楽施設の経営を事業に追加した。決定後ただちに福岡市西部の地行西町(現・中央区地行)にて土地を買収、まず住宅5棟を建築して賃貸を開始した。この賃貸住宅事業は好評で、入居希望者が相次いだという。 次いで1910年7月、軌道沿線西公園近くの伊崎浦に海水浴場を開設し、西公園には舞台を設置して博多俄や活動写真の公演を行って一帯を夏季の行楽地とした。さらに温浴場や避暑用別荘1棟を新設し、沿線開発による軌道事業の成績向上を狙ったが、予期の成績を挙げるには至らなかった。
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