治療レジメン
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/09/16 09:35 UTC 版)
ロミプロスチムは、通常、1週間毎に皮下注射で投与される。投与量は、治療時の体重および血小板数に応じて決定されるため、注射前には毎回全血球算定(英語版)を実施する。ITP治療の目的は、血小板数を血液1mm3あたり5万個以上に維持する事であり、正常な血小板数(殆どの健康な人では1mm3あたり15万~45万個)を達成することではない。2週間連続で20万個以上の血中濃度が得られた場合は、血中濃度が20万個以下になるまで、減量するか治療を中断する。ロミプロスチムの投与を中止すると、血小板数が急激に減少し、出血性疾患を引き起こす可能性がある為、充分な注意が必要である。 治療が困難な再生不良性貧血に対しては、ITPの10倍量から開始し、血小板数、ヘモグロビン(Hb)濃度、好中球数を指標とする。
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