池井昌樹
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2020/11/06 10:04 UTC 版)
ナビゲーションに移動 検索に移動池井 昌樹(いけい まさき、1953年〈昭和28年〉2月1日 - )は日本の詩人。
略歴
1953年、香川県坂出市生まれ。歴程同人。二松學舍大学文学部卒。12歳の時に生涯詩を書くことを決意、十四行詩で詩作を開始する。中学3年生の時、山本太郎の選で全国学芸コンクール詩部門特選となる。 1977年第一詩集「理科系の路地まで」を発表。以後「鮫肌鉄道」(1978)、「ぼたいのいる家」(1986)、「水源行」(1993)などを上梓。1997年に発表した「晴夜」で歴程賞と芸術選奨文部大臣新人賞を受賞。かな文字を多用し、七五調のリズムで読ませる叙情性豊かな作風が特徴。法政大学で臨時講師もしていた。選詩集に「池井昌樹詩集」(現代詩文庫)、その他に植田正治の写真とコラボレーションした写真詩集「手から、手へ」などがある。
受賞歴
- 1997年 - 「晴夜」で第35回藤村記念歴程賞、芸術選奨新人賞
- 1999年 - 「月下の一群」で第17回現代詩花椿賞
- 2006年 - 「童子」で第22回詩歌文学館賞詩部門
- 2009年 - 「眠れる旅人」で第4回三好達治賞
- 2013年 - 「明星」で第31回現代詩人賞
参考文献
- 人物リファレンス事典(日外アソシエーツ)
固有名詞の分類
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