永明寺 (館林市)
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永明寺 | |
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所在地 | 群馬県館林市赤生田本町1510 |
位置 | 北緯36度13分21.3秒 東経139度33分31.4秒 / 北緯36.222583度 東経139.558722度座標: 北緯36度13分21.3秒 東経139度33分31.4秒 / 北緯36.222583度 東経139.558722度 |
山号 | 養老山 |
院号 | 吉祥院 |
宗派 | 真言宗系単立 |
本尊 | 十一面観音 |
創建年 | 養老年間(717年 - 724年) |
永明寺(えいめいじ)は、群馬県館林市にある真言宗系の単立寺院。
歴史
養老年間(717年 - 724年)に開山された。伝説によれば、1本の杉が森となって、その中から仏が現れたことから、寺を創建したと伝えられる[1]。
奈良時代創建の古刹であることもあり、江戸時代は多くの末寺を擁し、周辺の神社の別当寺を務めたりしていた[1]。
境内には、「生祠秋元宮」という祠がある。これは1856年(安政3年)の洪水の際に、藩主の秋元志朝が被災者の救援に尽力した。赤生田村民はこれに感謝して、志朝を「生き神」として祀った生祠である。元々は別の場所にあったが、1994年(平成6年)に当寺の境内に移した[1]。
文化財
- 生祠秋元宮(館林市指定史跡 昭和48年4月1日指定)[2]
交通アクセス
- 路線バス慶友整形外科クリニック西停留所より徒歩25分。
脚注
参考文献
- 館林市史編さん委員会 編『館林市史 別巻 館林の寺社と史料』館林市、2020年
関連項目
- 永明寺_(館林市)のページへのリンク