永明寺 (羽生市)とは? わかりやすく解説

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永明寺 (羽生市)

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2023/03/28 14:54 UTC 版)

永明寺
所在地 埼玉県羽生市下村君2278
位置 北緯36度12分13.2秒 東経139度35分5.6秒 / 北緯36.203667度 東経139.584889度 / 36.203667; 139.584889座標: 北緯36度12分13.2秒 東経139度35分5.6秒 / 北緯36.203667度 東経139.584889度 / 36.203667; 139.584889
山号 五台山
院号 薬師院[1]
宗派 真言宗豊山派
創建年 不詳
中興年 永禄6年(1563年[1]
文化財 銅造阿弥陀如来立像、木造薬師如来坐像(以上、埼玉県指定有形文化財)、永明寺古墳(埼玉県指定史跡)、他
法人番号 3030005005187
永明寺
永明寺 (埼玉県)
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永明寺(ようめいじ)は、埼玉県羽生市にある真言宗豊山派寺院

歴史

創建年代は不明であるが、1563年永禄6年)に中興していることから、その頃までには既に存在していたものと推測される。一時期は「養命寺(ようめいじ)」だったこともあったという[2][1]

永明寺古墳

永明寺古墳(ようめいじこふん)は、埼玉県羽生市にある前方後円墳である。当寺境内(本堂裏)にあり、古墳の上に薬師堂と文殊堂が祀られている。6世紀前半に築造された[2][3]

伝説では、御諸別王の母を葬った墓といわれている[2]

文化財

  • 銅造阿弥陀如来立像(埼玉県指定有形文化財 昭和30年11月1日指定)[4]
  • 木造薬師如来坐像(埼玉県指定有形文化財 昭和33年3月20日指定)[4]
  • 永明寺古墳(埼玉県指定史跡 平成27年3月13日指定)[5]
  • 永明寺石造二王像(羽生市指定文化財 昭和56年6月29日指定)[6]
  • 薬師尊の額(羽生市指定文化財 昭和60年8月1日指定)[6]
  • 木造不動明王坐像(羽生市指定文化財 平成26年3月26日指定)[6]
  • 木造大黒天立像 付厨子(羽生市指定文化財 平成30年2月20日指定)[6]
  • 永明寺のイチョウ(羽生市指定天然記念物 昭和44年6月26日指定)[6]

交通アクセス

脚注

  1. ^ a b c 新編武蔵風土記稿 下村君村.
  2. ^ a b c 敏蔭英三 写真、秋山喜久夫 文『写真紀行 埼玉の寺 Ⅱ』埼玉新聞社、1981年、70-76p
  3. ^ 永明寺古墳(埼玉県指定史跡)羽生市
  4. ^ a b 埼玉県文化財目録埼玉県、58p
  5. ^ 埼玉県文化財目録埼玉県、98p
  6. ^ a b c d e 羽生市の指定文化財羽生市

参考文献

  • 敏蔭英三 写真、秋山喜久夫 文『写真紀行 埼玉の寺 Ⅱ』埼玉新聞社、1981年
  • 「下村君村 永明寺」 『新編武蔵風土記稿』 巻ノ214埼玉郡ノ17、内務省地理局、1884年6月。NDLJP:764009/74 



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