水系の変更
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/07/27 15:24 UTC 版)
かつて本明川は急勾配のまま諫早湾へ注いでいて、河口部で合流する長田川や半造川は独立した河川だったと考えられている。急流や諫早湾の潮汐が運ぶ堆積物によって河口干潟の陸地化が進み、さらに人の手によって干拓が進められた結果、隣接した川が支流になった。 さらに平成元年(1989年)から国営諫早湾干拓事業が進められ、諫早湾奥部が締め切られて調整池となった。これに伴い平成20年(2008年)から調整池とその流入河川(諫早市高来・森山地区および雲仙市愛野・吾妻地区)も「本明川水系」となった。本明川の河口は干拓調整池の北部排水門とされ、流路延長は21kmから28kmへ、流域面積は87km2から249km2へ拡大された。
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