水中体重法
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/07 05:50 UTC 版)
水中体重法は人体の密度を通じて体脂肪量を求める方法であり、1942年に初めてBehnke等がアルキメデスの原理に基づいて考案した。水中体重法は二分法を採択して人を除脂肪量と体脂肪量に分類されると前提し、体脂肪の密度が除脂肪量の密度に比べて低いという点を利用して値を求める。アメリカのUtter博士は2010年、高校レスリング選手を対象にBIA装置の精度実験を発表した。レスリング選手に体重調整は非常に重要な問題で、近年体重認証プログラムが確立され無理な減量を規制している。Utter博士の実験では、Gold Standardとして水中体重法を基準にキャリパー法と下半身BIA法と共にInBodyの精度を比較し、高校レスリング選手という特異体型の被験者らに対してインボディはR2=0.93、SEE=2.73kgで最も高い相関を示した。※R2はRの二乗
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