水とゴミ処理
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/10/18 06:57 UTC 版)
冬の間使用される水は山の泉から引かれ、434,000 USガロン(1,640 m3)の貯水タンクに貯蔵されている。永久凍土のため、地下に敷設されているパイプでは住民にタンクからの水を供給することができず、各自が貯水タンクに水を受け取りに行く必要がある。ただ、このサイズのタンクであっても水の供給は通常3月までに終了し、洗濯場は閉鎖され、夏の間住民は飲料水を雪と氷から溶かして作らなければならない。かかる悪条件のため、市と学校の両方で水道システムの改善のための資金が求められている。学校が貯水タンクをもう一つ持つことによって市の貯水タンクの水の使用量が減り、市全体の水の予備供給源としての役割も果たす。また、島の土地条件によって、可燃物の焼却による廃棄処分は制限され、氷上のすべてのものを処分するため、ごみ収集の改善と焼却炉のためにも資金が必要になる。肥溜めと便所は、浄化槽がある病院、診療所、学校を除いて使用されている。
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