気象用語化した地方風
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/11/14 02:53 UTC 版)
いくつかの地方風は、もともとその名称がつかわれていた地域だけではなく世界的に使われるようになり、やがて学術用語化している。 フェーン (foehn) 山岳などを超えて吹き下ろす強風で、高温・乾燥のもの。フェーン現象とも。 ボーラ (bora) 山岳などを超えて吹き下ろす強風で、冷涼なもの。ボラ現象とも。 ハブーブ (haboob) 砂塵嵐を伴った、乾燥した強風。 ブリザード (blizzard) 吹雪を伴った、低温の強風。また、吹雪や地吹雪自体のことを指す。 モンスーン (monsoon) ある季節特有の風。また、雨季の風や風雨のことを指す。季節風とも言い換える。 熱帯における突然の強風、または驟雨を指すスコール (squall) は、初めから学術用語として使われるようになった語である。
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