民間団体による研修及び専修学校教員認定証付与
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「専修学校教員資格」の記事における「民間団体による研修及び専修学校教員認定証付与」の解説
専修学校等からなる業界団体では、専修学校設置基準に定める教員の資格を有し、教員を志望する者、教員となって3年未満の者に新任研修を実施し、修了した者に「専修学校教育認定証」を交付している。もとより、専修学校の教員たる資格は当該設置基準にて公に認定しているものであり、認定証は新規に何らか公的な資格を付与するものではないが、実施団体では専修学校の教員たる資質を確保するため、研修及び認定証の交付が実施、修了者を団体の名簿に登録している。主に実施団体としては一般財団法人職業教育・キャリア教育財団が一般的であるが、例えば、社団法人群馬県専修学校各種学校協会などのように、都道府県単位の業界団体等でも同様の事業を実施している例がある。 また、専修学校教員資格に類するものとして、服飾専門学校等の専門課程を修了すると認定される服飾教員の基礎資格を得られる。関連業務を4年以上で高等課程教員資格が、6年以上で専門課程の教員資格が認定される。洋裁教員については、民間資格として社団法人ドレスメーカー服飾教育振興会認定の洋裁教員資格があり、助教・3級・2級・1級と等級が定められ、法人の認定校にて取得することができる。和裁教員については、社団法人日本和裁士会が認定する民間資格、和裁士があり、同法人認定校で4年間学び、実技試験に合格すると同法人認定の民間資格、和裁教員免許証が交付される。
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