残芯が少ない
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/05 07:06 UTC 版)
残芯が少なく、資源を有効活用できるシャープペンシル。従来、芯を固定するチャックとペン先との間には距離があり、10mm程度まで摩耗した芯は固定できず使用不能な残芯になる。残芯を減らす仕組みには、ペン先端にチャックを備えたものや、チャックとペン先の距離を縮めたり、後続芯と密着させるようにしたものなどがある。先端チャック式は原理的に最後の1mmまで使いきれるが、その他は3.5mmや0.5mmなど製品によって公称残芯に違いがある。昭和50年代に発売されたPILOTのトップチャックや、その後継モデルであるクラッチポイント、プラチナのゼロシンなどがある。 低価格化も進み、2001年にはぺんてるの「.eシャープ」で100円製品での残芯3.5mmが初めて実現された。「.eシャープ」では芯を送り出すチャックとペン先のスライダー部分を密着連動させる構造を初めて実用化している。残芯0.5mmの100円製品も登場している。
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