歴史上の意味
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2019/06/18 05:46 UTC 版)
鎌倉時代に運送、倉庫、委託販売業を兼ね、後には、一般の商品も取り扱うようになった組織問丸(といまる)に由来する。この問丸が近世になって問屋(とひや)と呼ばれるようになった。室町時代には問屋と呼ばれるようになり、江戸においてこの問屋(とひや)の名称が「とんや」に転じた。やがて運送専門や卸売専門に業種分化しても、各々が問屋と呼ばれた(干鰯問屋・両種物問屋など)。 江戸時代、領主と住人の仲介者として宿場町の自治行政を行うと共に問屋場を管理した町役人(宿場役人)の長。多くは本陣を経営した。 廻船問屋は江戸時代に至っても運送業と卸売業の性格を併せ持ったままであった。
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