欧州フォード製
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/08/16 04:18 UTC 版)
1969年1月、アメリカで大ヒットとなっていたフォード・マスタングの成功をヨーロッパで再現しようと、前年発売したフォード・エスコートに次ぐ英独フォード共通モデルとして登場した。ロングノーズ、ショートデッキ、セミファストバックのプロポーションは、リアフェンダーのプレスラインやU型のクオーターウインドーの処理が個性的で、一目でカプリとわかるデザインを持っており、特に後者は1986年の最終型まで踏襲された。アメリカのマスタング同様、豊富なエンジンと内外装トリムレベルを組み合わせられるワイドセレクションを採用し、幅広いユーザー層を吸収した。 なお、カプリの前身は1961年から1964年まで、フォード・コンサル・クラシック315のクーペ版として生産された「コンサル・カプリ」であるが、商業的には失敗作であった。
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