樺太鉄道80形
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/05/10 15:16 UTC 版)
「国鉄9600形蒸気機関車」の記事における「樺太鉄道80形」の解説
80形は、樺太鉄道に納入された鉄道省9600形の準同形車で、9両全車が汽車製造で新製された。ボイラー容量がやや小さく、テンダーは2軸ボギー台車を2つ履いており、運転台は耐寒構造の密閉式となっており、当初から除煙板を装備しているのが鉄道省のものと異なっている。また、樺太の鉄道の仕様として、自動連結器の取付位置が低い。樺太庁鉄道に買収された後、1943年、鉄道省に編入され、79680 - 79688となった。 1928年(4両):樺太鉄道80 - 83 → 樺太庁鉄道80 - 83 → 鉄道省79680 - 79683(製造番号1019 - 1022) 1930年(1両):樺太鉄道84 → 樺太庁鉄道84 → 鉄道省79684(製造番号1140) 1935年(3両):樺太鉄道85 - 87 → 樺太庁鉄道85 - 87 → 鉄道省79685 - 79687(製造番号1265 - 1267) 1936年(1両):樺太鉄道88 → 樺太庁鉄道88 → 鉄道省79688(製造番号1392)
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