横山明 (陸軍軍人)
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横山 明 | |
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生誕 | 1900年12月30日![]() |
死没 | 1943年6月28日(42歳没)![]() |
所属組織 | ![]() |
軍歴 | 1922年 - 1943年 |
最終階級 | ![]() |
横山 明(よこやま あきら、1900年(明治33年)12月30日[1] - 1943年(昭和18年)6月28日[1])は、大日本帝国陸軍軍人。最終階級は陸軍少将。功四級[2]。兵科は騎兵科[1]。
経歴
1900年(明治33年)に東京府で生まれた[1]。陸軍士官学校第34期、陸軍大学校第42期卒業[3]。ドイツ駐在を経て[2]、1939年(昭和14年)3月に侍従武官に就任し[2]、1941年(昭和16年)10月に陸軍大佐に進級した[2]。1942年(昭和17年)12月10日に第18師団参謀長(緬甸方面軍・第15軍)に就任し[1]、ミイトキーナに出征した[1][3]。
1943年(昭和18年)6月28日に戦死[2][3]。同日任陸軍少将[2]。 ラングーンにおける参謀長会議に出席後、飛行機にて駐屯地に帰還の途中、敵機と遭遇して墜落。戦死と認定されたもの。同年7月13日、昭和天皇に横山戦死の報が伝わると侍従武官長を召し出し、哀惜の言葉を賜うとともに、十分な手配をするように命じた。侍従武官経験者の戦死は初のケースであり、葬送の際に祭資、幣帛、供物や花などが下賜され[4]、以後、踏襲されることとなった。
脚注
参考文献
- 福川秀樹 編著『日本陸軍将官辞典』芙蓉書房出版、2001年。 ISBN 4829502738。
- 外山操 編『陸海軍将官人事総覧 陸軍篇』芙蓉書房出版、1981年。 ISBN 4829500026。
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