横山明_(陸軍軍人)とは? わかりやすく解説

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横山明 (陸軍軍人)

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2025/03/16 09:32 UTC 版)

横山 明
生誕 1900年12月30日
日本 東京府
死没 (1943-06-28) 1943年6月28日(42歳没)
イギリス領ビルマ
所属組織  大日本帝国陸軍
軍歴 1922年 - 1943年
最終階級 陸軍少将
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横山 明(よこやま あきら、1900年明治33年)12月30日[1] - 1943年昭和18年)6月28日[1])は、大日本帝国陸軍軍人。最終階級は陸軍少将。功四級[2]兵科騎兵科[1]

経歴

1900年(明治33年)に東京府で生まれた[1]陸軍士官学校第34期、陸軍大学校第42期卒業[3]。ドイツ駐在を経て[2]1939年(昭和14年)3月に侍従武官に就任し[2]1941年(昭和16年)10月に陸軍大佐に進級した[2]1942年(昭和17年)12月10日第18師団参謀長(緬甸方面軍第15軍)に就任し[1]ミイトキーナに出征した[1][3]

1943年昭和18年)6月28日に戦死[2][3]。同日任陸軍少将[2]。 ラングーンにおける参謀長会議に出席後、飛行機にて駐屯地に帰還の途中、敵機と遭遇して墜落。戦死と認定されたもの。同年7月13日、昭和天皇に横山戦死の報が伝わると侍従武官長を召し出し、哀惜の言葉を賜うとともに、十分な手配をするように命じた。侍従武官経験者の戦死は初のケースであり、葬送の際に祭資、幣帛、供物や花などが下賜され[4]、以後、踏襲されることとなった。

脚注

  1. ^ a b c d e f 福川 2001, 785頁.
  2. ^ a b c d e f 外山 1981, 456頁.
  3. ^ a b c 福川 2001, 786頁.
  4. ^ 宮内庁『昭和天皇実録第九』東京書籍、2016年9月29日、138頁。ISBN 978-4-487-74409-1 

参考文献

  • 福川秀樹 編著『日本陸軍将官辞典』芙蓉書房出版、2001年。 ISBN 4829502738 
  • 外山操 編『陸海軍将官人事総覧 陸軍篇』芙蓉書房出版、1981年。 ISBN 4829500026 



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