権量銘・詔版
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/02 16:24 UTC 版)
始皇帝は文字の統一ばかりでなく、度量衡・貨幣なども統一した。そして、度量衡の重さを示す分銅の「権」、容量を示す「量」、貨幣などの表面に詔書を小篆の文字で刻した。おそらく李斯の自書であろうともいわれ、篆書の範とすべきものである。また、木製のものには長方形の銅板に文字を刻したものをうちつけた。この板だけ残っているものを詔版(しょうばん)という。
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