概要・遺構
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2020/05/14 05:14 UTC 版)
大崎城は標高94メートル(比高88メートル)の日本海に突き出た尾根の頂部に位置している。 現在は鳥取市になっているが合併前においては気高郡気高町と鳥取市の境に位置し、城の大手は鳥取市、南西部の郭は気高町と分断されていた(城が築かれた当時においても気多郡と高草郡の境を跨いでいた)。 現存している遺構は曲輪、土塁、石垣、堀切がある。頂部に存在する主郭は東西35メートル、南北19メートルの広さを持ち、主郭から東の大手にかけては階段状に曲輪が連なっている。主郭南西方向にも曲輪群が存在し、城域は広範囲に及ぶ。 このように多くの遺構を良好に保存するが、史跡としての整備はされておらず、周辺の耕作地の放棄もあり、登城道は草木に覆われて登城は困難となっている。
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