楞厳寺_(刈谷市)とは? わかりやすく解説

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楞厳寺 (刈谷市)

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2025/09/02 10:29 UTC 版)

楞厳寺
所在地 愛知県刈谷市天王町6-7
位置 北緯34度58分34.3秒 東経136度59分22.5秒 / 北緯34.976194度 東経136.989583度 / 34.976194; 136.989583座標: 北緯34度58分34.3秒 東経136度59分22.5秒 / 北緯34.976194度 東経136.989583度 / 34.976194; 136.989583
山号 神守山
宗派 曹洞宗
本尊 釈迦牟尼仏
創建年 1413年(応永20年)
開基 利山義聡
法人番号 8180305004704
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楞厳寺(りょうごんじ)は、愛知県刈谷市天王町6-7にある曹洞宗寺院[1]山号は神守山[1]本尊釈迦牟尼仏[1]刈谷藩水野氏菩提寺[2]

歴史

創建

室町時代中期の応永20年(1413年)、遠江国浜松にある普済寺の利山義聡和尚によって創建された[2][1]。利山義聡は応永10年(1403年)に海会寺を開いたが、境内が手狭なために新たに当寺を開いたのである[2][1]

近世

離縁されて近隣に住んでいた於大の方徳川家康の生母)が、たびたび当寺を参詣している。7世の古堂周鑑の際に、刈谷城主である水野家菩提寺となった[1]。16世の道成本立和尚は、長草の地蔵寺、一ツ木の西福寺を中興し、両寺の法地開山となった[2]

近代・現代

近代には碧海郡元刈谷村にあり、現在は刈谷市天王町にある。2002年(平成14年)には本堂などが改築された[3]。2003年(平成15年)の第35回中部建築賞では竹中工務店による施工が一般部門特別賞を受賞した[4]

境内

水野家廟所
  • 本堂
  • 庫裏 - 本堂に向かって右側にある。
  • 書院
  • 稲荷堂 - 本堂に向かって左側にある。
  • 開山堂 - 本堂の奥にある。
  • 僧堂(座禅堂)
  • 庫院(檀信徒会館)
  • 客殿
  • 山門
  • 鐘楼
  • 墓所 - 水野家廟所がある。

文化財

県指定文化財

  • 絹本著色伝通院画像[5]

市指定文化財

  • 絹本著色水野忠重画像[6]
  • 絹本著色華陽院画像[6]
  • 伝通院調度品[6]
  • 水野家廟所(史跡)[6]

所在地

所在地
アクセス

脚注

  1. ^ a b c d e f 『日本歴史地名大系 23 愛知県の地名』平凡社、1981年
  2. ^ a b c d 刈谷市誌編さん委員会『刈谷市誌』刈谷市、1960年、p.744
  3. ^ 楞厳寺(1)」『元刈谷歴史だより』元刈谷歴史研究会、第4号、2018年12月1日
  4. ^ 楞厳寺 竹中工務店
  5. ^ 絹本著色傳通院画像”. 愛知県. 2013年6月3日閲覧。
  6. ^ a b c d 刈谷市の文化財一覧”. 刈谷市. 2013年6月3日閲覧。

外部リンク




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