楕円積分の逆関数による定義とは? わかりやすく解説

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楕円積分の逆関数による定義

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2018/06/22 05:41 UTC 版)

ヤコビの楕円関数」の記事における「楕円積分の逆関数による定義」の解説

上記のように、特定の性質を持つ唯一の有理型関数として定義するのは非常に抽象的である。より単純で、完全に同値な定義として、第1種不完全楕円積分逆関数として定義することができる。まず、 u = ∫ 0 ϕ d θ 1 − m sin 2 ⁡ θ {\displaystyle u=\int _{0}^{\phi }{\frac {\mathrm {d} \theta }{\sqrt {1-m\sin ^{2}\theta }}}} sn u = sin ⁡ ϕ {\displaystyle \operatorname {sn} \;u=\sin \phi \,} cn u = cos ⁡ ϕ {\displaystyle \operatorname {cn} \;u=\cos \phi } dn u = 1 − m sin 2 ⁡ ϕ {\displaystyle \operatorname {dn} \;u={\sqrt {1-m\sin ^{2}\phi }}} で与えられる。 ここで、角 ϕ {\displaystyle \phi } を振幅と呼ぶ。dn u = Δ(u) をdelta amplitudeと呼ぶこともある。上の値 m は自由なパラメタで、通常実数使い、0 ≤ m ≤ 1 とする。これにより、楕円関数は、ふたつの変数振幅 ϕ {\displaystyle \phi } とパラメタmの関数だと考えることができる。 残り9つ楕円関数上記3つから簡単に構成することができ、下の節で与えられる注意として、 ϕ = π / 2 {\displaystyle \phi =\pi /2} の場合は、u は四半周期 K となる。

※この「楕円積分の逆関数による定義」の解説は、「ヤコビの楕円関数」の解説の一部です。
「楕円積分の逆関数による定義」を含む「ヤコビの楕円関数」の記事については、「ヤコビの楕円関数」の概要を参照ください。

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