植民地法有効化法
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植民地法有効化法 (しょくみんちほうゆうこうかほう、英語: Colonial Laws Validity Act 1865) は1865年制定のイギリス議会の法律である。正式名称は「植民地法の有効性に関する疑義を除去する法律」という。本法は植民地の立法権の独立を広範囲に認めるものであり、1931年にウェストミンスター憲章が制定されるまで、イギリス・自治領それぞれの法域を定義する基礎であった[1]。
- ^ a b 旦祐介 著「自治領化とコモンウェルス」、木畑洋一 編『大英帝国と帝国意識』ミネルヴァ書房、1998年、265-284頁。ISBN 4-623-02945-X。
- ^ “An Act to remove Doubts as to the Validity of Colonial Laws” (PDF). Office of Public Sector Information. 2012年12月10日閲覧。
- ^ ウェストミンスター憲章第10節の規定による。
- ^ “Statute of Westminster Adoption Act 1942,Text, Significans & History”. Museum of Australian Democracy at Old Parliament House. 2012年12月10日閲覧。
- ^ “Australia Act 1986, Text, Significans & History”. Museum of Australian Democracy at Old Parliament House. 2012年12月10日閲覧。
- ^ “New Zealand Sovereignty: 1857, 1907, 1947, or 1987?, Research Papers”. New Zealand Parliament. 2012年12月10日閲覧。
- 1 植民地法有効化法とは
- 2 植民地法有効化法の概要
- 3 関連項目
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