森岡孝二とは? わかりやすく解説

森岡孝二

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/12/30 00:32 UTC 版)

森岡 孝二(もりおか こうじ、1944年3月24日 - 2018年8月1日[1])は、日本経済学者。専門は、経済理論・企業社会論・株式会社論・労働時間論。学位は、経済学博士京都大学論文博士・1988年)。関西大学名誉教授。元経済理論学会代表幹事

来歴

大分県生まれ。香川大学経済学部卒業、1969年京都大学大学院博士課程退学、1988年学位論文「独占資本主義の解明 : 予備的研究」で京都大学より論文博士として経済学博士の学位を取得(学位授与番号:乙第6662号)[2]大阪外国語大学助手・講師、関西大学経済学部講師・助教授を経て、1983年から同大教授。1998年経済理論学会代表幹事[3]。2013年定年退職。

2018年8月1日、心不全により死去[1]。74歳没。

著書

単著

  • 『独占資本主義の解明――予備的研究』(新評論, 1979年/増補新版, 1987年)
  • 『現代資本主義分析と独占理論』(青木書店, 1982年)
  • 『企業中心社会の時間構造――生活摩擦の経済学』(青木書店, 1995年)
  • 『粉飾決算』(岩波書店岩波ブックレット], 2000年)
  • 『日本経済の選択――企業のあり方を問う』(桜井書店, 2000年)
  • 『働きすぎの時代』(岩波書店[岩波新書], 2005年)
  • 『強欲資本主義の時代とその終焉』(桜井書店 , 2010年)
  • 『雇用身分社会』(岩波書店[岩波新書], 2015年)

共著

編著

  • 『勤労者の日本経済論――構造転換と中小企業』(法律文化社, 1986年)
  • 『現代日本の企業と社会――人権ルールの確立をめざして』(法律文化社, 1994年)
  • 『激論!企業社会――学生フォーラム・過労死と働き方を考える』(岩波書店[岩波ブックレット], 1995年)
  • 『格差社会の構造――グローバル資本主義の断層』(桜井書店, 2007年)

共編著

  • 東井正美)『日本経済へのアプローチ』(ミネルヴァ書房, 1992年)
  • 関下稔)『今日の世界経済と日本(1)世界秩序とグローバルエコノミー』(青木書店, 1992年)
  • (東井正美)『現代経済を学ぶ』(ミネルヴァ書房, 1997年)
  • 池上惇)『日本の経済システム』(青木書店, 1999年)
  • (東井正美)『政治経済学へのアプローチ』(ミネルヴァ書房, 2000年)
  • 杉浦克己八木紀一郎)『21世紀の経済社会を構想する――政治経済学の視点から』(桜井書店, 2001年)

訳書

  • ジュリエット・ショアー『働きすぎのアメリカ人――予期せぬ余暇の減少』(窓社, 1993年)
  • ジュリエット・B・ショア『浪費するアメリカ人――なぜ要らないものまで欲しがるか』(岩波書店, 2000年)
  • ジル・A・フレイザー『窒息するオフィス――仕事に強迫されるアメリカ人』(岩波書店, 2003年)
  • G・M・ホジソン『経済学とユートピア――社会経済システムの制度主義分析』(ミネルヴァ書房, 2004年)
  • デイヴィッド・K・シプラー『ワーキング・プア――アメリカの下層社会』(岩波書店, 2007年)

出典

[脚注の使い方]


先代
鶴田満彦
経済理論学会代表幹事
1998年 - 2001年
次代
大谷禎之介

森岡孝二

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/03/15 09:46 UTC 版)

清武の乱」の記事における「森岡孝二」の解説

企業倫理に詳しい森岡孝二関西大学経済学部教授は「会社意思決定プロセス無視し渡辺氏決定申し渡すのは明らかに不当独裁的な経営弊害大きいとして改めていく流れ広がっている」と述べている。

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