棚田の出現
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/03/05 09:02 UTC 版)
棚田の出現した時期、1406年(応永6年)の日付が記録されている高野山文書「高野山學道衆堅義料寄進状」には「池ノ水ヲ引ク也根本ハ糯田ト名ク〔ママ〕 今ハ山田ニテ棚ニ似タル故ニ タナ田ト云」とあり、当時から池の水を引く水田であったことが述べられている。また糯田という特記について、農業地理学者の中島峰広は糯田がふつうの水田であるウルチ田より収量が劣り、程度の低い水田とみなされていたためと述べている。
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