桂小南 (3代目)とは? わかりやすく解説

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桂小南 (3代目)

(桂小南治 から転送)

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2024/08/11 06:55 UTC 版)

三代目 かつら 小南こなん

桂小南定紋「丸に橘」
本名 山崎やまざき 徳美なるみ
生年月日 (1961-10-20) 1961年10月20日(62歳)
出身地 日本埼玉県春日部市
師匠 二代目桂小南
弟子 桂南楽
桂南馬
桂南海
名跡 1. 桂南らく
(1980年 - 1984年)
2. 桂南楽
(1984年 - 1993年)
3. 桂小南治
(1993年 - 2017年)
4.三代目桂小南
(2017年 - )
出囃子 野崎
活動期間 1980年 -
活動内容 古典落語
家族 二代目林家正楽(父)
林家二楽(弟)
林家八楽(甥)
所属 落語芸術協会
公式サイト 桂小南でございます。
受賞歴
第65回芸術祭賞優秀賞(2010年)
備考
落語芸術協会理事

三代目 桂 小南(さんだいめ かつら こなん、1961年10月20日 - )は、埼玉県春日部市出身の落語家。本名∶山崎 徳美落語芸術協会理事。出囃子は『野崎』。父は紙切師二代目林家正楽、弟は同じく紙切師の林家二楽

経歴

弟で紙切り芸人の林家二楽によると、二代目林家正楽の長男である小南は、元々は紙切り芸人の跡継ぎとしてその技を教わっていた。また、正楽の指示で寄席の空気感に慣れる為に、幼い頃から寄席に出入りしていた。ところが、寄席に出入りするうちに落語に傾倒するようになり、父の期待とは裏腹に落語家を目指すようになった。

1980年4月、二代目桂小南に入門。前座名は南らく1984年8月、二ツ目に昇進し南楽に改名。

1993年5月、三代目桂小文治春風亭柳桜と共に真打昇進。小南治に改名。

2010年、第65回芸術祭賞優秀賞受賞。2017年9月、師匠の名跡である『桂小南』を三代目として襲名。定席での襲名公演に先立って襲名披露パーティーを京王プラザホテルで開催した[1]

芸歴

人物

落語芸術協会俳句同人「駄句だく会」に入っている。

三遊亭五九楽春日部市立武里小学校で同級生だった。

主な演目

古典を中心に師匠・2代目小南譲りのネタが多く、上方ネタ『鼻ねじ』などの珍しいネタも演じる。

著書

弟・林家二楽との共著。

CD・DVD

第65回芸術祭賞優秀賞受賞記念。『そば清』『甲府い』を収録。
  • 三代目 桂小南(2018年、テイチクエンタテインメント)
3代目桂小南襲名記念。『菜刀息子』『ハワイの雪』を収録。

弟子

二ツ目

脚注

外部リンク




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