柴田科学とは? わかりやすく解説

柴田科学

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2025/03/25 04:44 UTC 版)

柴田科学株式会社
SIBATA SCIENTIFIC TECHNOLOGY LTD.
種類 株式会社
市場情報 非上場
略称 SIBATA
本社所在地 日本
110-0008
東京都台東区池之端2丁目6番地6号
設立 1921年10月31日
業種 精密機器
法人番号 9030001040463
事業内容 環境測定機器および労働衛生測定機器の製造販売
汎用科学機器および分析機器および分析機器装置の製造販売
理化学用ガラス器具の製造販売
化学分析用ガラス体積計の製造販売
ガラス製および金属製プラント装置の製造販売
動物実験装置および環境試験装置の製造販売
各種科学機器装置類の輸出入業務
国内外プロジェクトのコーディネート業務
代表者 柴田 眞利(代表取締役社長
資本金 1億円
決算期 12月
外部リンク https://www.sibata.co.jp/
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柴田科学株式会社(しばたかがく、英文社名:SIBATA SCIENTIFIC TECHNOLOGY LTD.)は、東京都台東区に本社を置く、環境測定機器・科学機器の製造販売を行う企業である。

概要

創業時から理化学および医療ガラス器具の製造・販売を行ってきており、現在もフラスコ試薬びん等の化学向けのガラス機器や、残留農薬分析器真空ポンプ等の研究室向け機器、更に電子材料合成装置や分注器、環境測定機器など、科学に特化した製品の製造、販売を主事業としている。

沿革

  • 1921年 - 柴田正、弘の兄弟が会社創業(10月31日)
  • 1940年 - 業界初の理化学ガラスの総合カタログ発刊
  • 1943年 - 池田理化社長池田泰三の支援により陸軍航空本部監督工場に指定
  • 1947年 - ビーカーフラスコシャーレ冷却器メスフラスコの製造開始
  • 1956年 - 通商産業大臣より日本工業規格(JIS)の表示許可を受ける
  • 1962年 - 光散乱式デジタル粉じん計の製造開始
  • 1963年 - 埼玉県草加市松江町6番地に草加工場を建設、操業開始
  • 1971年 - 厚生省ビル管理法の施行に基づき室内環境測定機器の製造開始
  • 1973年 - 長野県飯田市に協和工場株式会社、台湾高雄市にINTERSS TAIWAN LTDの設立
  • 1977年 - 精密微差圧計が発明功労賞を受賞
  • 1989年 - 草加工場がJIS表示許可工場に認定(JIS R3503)
  • 1989年 - 世界最大の砂時計を島根県仁摩町に納入
  • 1995年 - 国際品質規格ISO9001を認証取得
  • 1997年 - 国際環境規格ISO14001を認証取得
  • 2014年 - デジタル粉じん計P-1型が分析・科学機器遺産2014に認定
  • 2017年 - 環境賞受賞 微量PCB含有廃電気機器を無害化する加熱洗浄装置(電力中央研究所と共同)
  • 2017年 - 環境賞受賞 飛来粒子観測網の構築と予測モデルの開発(国立環境研究所と共同)
  • 2021年 - 創業100周年を迎える
  • 2023年 - 経済産業省の定める「DX認定事業者」としての認定
  • 2024年 - 草加本社工場内にR&D棟とSC棟を新設。稼働を開始する。
  • 2025年 - 公益財団法人岩谷直治記念財団より第51回(2024年度)岩谷直治記念賞を受賞する。

事業所

  • 東京本社- 東京都台東区
  • 草加本社工場 - 埼玉県草加市
  • 飯田工場 - 長野県飯田市
  • 東京営業所 - 東京都台東区
  • 名古屋営業所 - 愛知県名古屋市
  • 大阪営業所 - 大阪府大阪市
  • 福岡営業所 - 福岡県福岡市

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