メスシリンダーとは？わかりやすく解説

メスシリンダー（独: Messzylinder、英: Graduated cylinder）は、液体の体積を量るために用いられる縦に細長い円筒形の容器である^[1]。ガラスやプラスチックで作られており^[2]、転倒を防ぐ広い底板と注ぎ口をもつ。固体や気体の体積も計ることができる^[2]。

理化学実験で使用されるが、メスシリンダーの目盛りで量れる体積はおおよその値なので^[2]、正確な計量を要する分析実験などを行う際にはビュレット、またはホールピペットやメスフラスコを用いらなければならない^[2]。そのためメスシリンダーは「補助的測容器具」とされている^[3]。

メスシリンダーで測る際には、水平な台の上にて目と液面を同じ高さにする^[2]。ただし、メニスカスの凹面の最下部を読み取らなければならない^[1]^[2]（液体によっては凸面の最高部を読み取る場合もある）。

脚注

^ ^a ^b “メスシリンダーカスタムA”. 柴田科学株式会社. 2021年10月28日時点のオリジナルよりアーカイブ。2022年2月16日閲覧。
^ ^a ^b ^c ^d ^e ^f “メスシリンダー”. 理科ねっとわーく. 国立教育政策研究所. 2022年2月16日時点のオリジナルよりアーカイブ。2024年12月17日閲覧。
^ “新潟県化学インターハイ実験種目手順書”. 新潟大学大会組織委員会. p. 14. 2025年3月8日閲覧。


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