6ポートバルブ
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2018/10/12 14:28 UTC 版)
「サンプルインジェクター」の記事における「6ポートバルブ」の解説
この種類にはいくつかのモデルが存在する。注入ポートはノブ側またはポート側に位置する。 少量の試料の場合はノブ側に注入口を持つモデルが好まれる。例えば、試料がループにより近く注入されるほど、損失は少なくなる。ノブを回すことで、インジェクタは「ロード」と「インジェクト」の2つの位置に切り替わる。 ループはロードモードにおける試料の貯蔵場所であり、メスシリンダーとしての機能を有する。ループ内にある量のみがカラムへ送られ、余分な試料はウェイストポートから排出される。5 μLから5 mLの容量のループが利用可能であり、これらは交換可能である。 前面から注入する種類の好例はレオダイン (Rheodyne) モデル7125である。背面から注入する種類の好例はレオダインモデル7010である。
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